日本タイロッド工業｜大阪ステーションシティ

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2011年5月4日、大阪駅が大きく変貌を遂げ、大阪ステーションシティがグランドオープンいたしました。
大阪ステーションシティでは、日本タイロッド工業のタイロッドを始めとした製品が使用され、広い空間を生かした建築デザインを実現させています。

大阪ステーションシティの特徴である広い空間を活かした建築意匠を実現するため、柱をなるべく用いないシンプルな建築デザインが取り入れられています。
ノースゲート７階の多くの人が往来する渡り廊下部分。ここでは、柱を用いずφ７０のタイロッドで渡り廊下を吊るし支えています。

大阪ステーションシティ渡り廊下部分

ノースゲート７階から１０階飲食街イートパラダイスへ抜けるエスカレーター。

まるで空中へ浮くエスカレーターのように、耐久性が求められる箇所でもφ４２のタイロッドが用いられています。

大阪ステーションシティ

タイロッドの強度計算をはじめ、取付け部の位置や形状の決定、さらにデザイン性が求められるために、３DCADを用いて設計しました。
施工方法の提案から張力の確認に至るまで、設計担当者や施工技術者の方々と何度も打合せをし、施工を実現することができました。

設計時に用いたタイロッド施工部のＣＡＤデータ